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はたらく世代の誰もが「自分に合う資産運用」ができる世界へ
株式会社モニクルフィナンシャル COO瓜田雅和が語る

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株式会社モニクルフィナンシャルは、2018年11月設立のスタートアップ。投資信託から保険まで、幅広い資産運用の相談ができるサービス「マネイロ」の運営を通じて30代~40代の「お金」にまつわる悩みを解決する会社です。

今回は創業期からCOO(Chief Operating Officer)としてオペレーションの指揮を執る瓜田雅和さんに、これまでの歩みとこれから目指す未来について話を聞きました。

※2024年2月6日付で、株式会社OneMile Partnersは株式会社モニクルフィナンシャルに変更いたしました。

モニクルフィナンシャルCOO瓜田雅和

株式会社モニクルフィナンシャル
取締役COO

瓜田 雅和 Urita Masakazu

神戸市出身。立命館アジア太平洋大学(APU)卒業後、大手IT企業に入社。提案営業を経てプロジェクトリーダーとして社内新規事業立ち上げを経験。2012年にEC系サポート会社を起業。業務コンサルティング、物流システム開発の上流工程、運用アドバイス等、幅広い範囲の業務を実施。特にEC立上げ支援はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングを中心に延べ30店舗以上の立ち上げに従事。2016年Yahoo!ショッピングベストストア特別部門賞受賞。
趣味はキャンピングカーでの放浪。2018年には支援業務をリモートで行いながら日本一周の旅を敢行。写真家としての顔も持つ。

「はたらく世代の資産運用をサポートする」サービスをつくりたい

まずは、弊社における瓜田さんの役割を教えてください。

プロジェクトのプロセスやオペレーションを見て、全体をまとめるのが主な役割です。プロジェクトを進めるにあたって要件定義をしたり、事業の発案者とエンジニアが円滑にコミュニケーションできるよう、間に入るのも大事な仕事ですね。

実は、会社設立以前から親会社であるモニクルのCTOである塚田翔也やCEOである原田慎司、CCOの泉田良輔と仕事をする機会があって、プロジェクトマネージャーのような役割で参画していたんです。当時は沖縄在住でしたが、「無理に東京に来てもらう必要はないから力を貸してほしい」と言われ、ずっとフルリモートでお手伝いをしていました。その仕事を見て、原田が「意外とやるじゃん」と思ってくれたのか(笑)、会社を立ち上げる際に正式にCOOというポジションでオファーを頂きました。

本社は東京ですが、沖縄在住のまま参加されたのですか?

そうですね。最初の半年くらいはリモートワークか、必要に応じて沖縄から東京に通勤していました。平日に東京で働き、週末に沖縄へ帰る生活でしたね。そうした、ある意味ワガママを許してくれる環境ではあったのですが、徐々に会社に人も増えてきて、プロジェクトの規模も大きくなってきたタイミングで、さらに腰を据えてコミットするために関東の海辺の街へ移住しました。

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そもそも入社するにあたり、どんなところに魅力を感じましたか?

まずは、やはり「はたらく世代の資産運用をサポートする」というサービスに共感したことですね。そして、それを実現するためにシードラウンドから十分に資金調達の見込みが立っていたことも大きな魅力でした。僕も以前に自分で会社を何度か立ち上げてきましたが、お金の面では毎回苦労してきました。

その点、弊社には原田、泉田という金融のバッググラウンドを持つプロフェッショナルがいて、会社のファイナンスという点でも大きな強みがあるんです。実際、「マネイロ」という資産運用のご相談をお受けする店を作る時にも、1号店から丸の内という一等地に店舗を構えられました。(2023年7月から半蔵門に移転)

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確かに、十分な資金があるなかでチャレンジできる環境は魅力的ですね。

特に、立ち上げ当初はアレもコレもやりたいと、さまざまなアイデアが浮かびます。でも、多くのベンチャーは資金の問題でやりたいことの規模が制限されてしまうことも少なくありません。制限のなかで創意工夫することもとても大切ですが、やはりチャレンジできる幅が広い今の環境はシンプルに楽しいですね。

具体的に瓜田さんが手掛けたお仕事で、印象に残っているものを教えてください。

社内で使う業務支援システムの構築をゼロから企画、立案しました。その後ADMIN(アドミン)と名づけ、スケジュール管理やさまざまな申請・承認、さらにはお客様の予約システムまで、すでに現場の業務における中核システムとして稼働しています。現在も随時アップデートを重ねています。

IFA(Independent Financial Advisor、独立系ファイナンシャルアドバイザー)という、まだ日本では発展途上の業態においては、既存のプロダクトではかゆいところに手が届かないケースも多いです。そのため、自分自身もさまざまな金融に関する資格を取得し、各種業法を学びながら自分たちにフィットする業務支援システムを開発しています。

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強みは”ドラスティックに方向転換できる柔軟性”

瓜田さんが思うモニクルフィナンシャルの武器はなんでしょうか?

何事においてもスピード感がある会社だと思います。例えば、新型コロナウイルスの感染が広がり始めた際にも、いち早くオンライン化に踏み切りました。もともとは対面型のビジネスを想定し、2019年11月末に「マネイロ」の実店舗を東京の丸の内にオープンさせたのですが、すぐにコロナの感染拡大が始まり、まともに稼働できたのは2〜3ヵ月間だけ。「さあ、これから!」という時に急ブレーキを踏まざるを得なくなってしまったんです。

でも、そこからの動きは迅速でした。2020年4月の時点では接客をオンライン対応に切り替える意思決定をして、社員もフルリモート体制になりました。そして、そのために必要な開発を1ヵ月で集中して行ったんです。

2020年4月というと、コロナがここまで長期化すると考えていた人は少なかったように思います。それでも一気にオンラインへ舵を切ったと。

そうですね。当初から、ゆくゆくはオンライン化を見据えていましたが、そこで大きく計画を前倒しして導入しました。会社として未来に向けて大きな計画を立てていますが、必ずしも当初の道筋に固執せず、その時々の状況に応じてドラスティックに方向転換できる柔軟性を経営者全員が持っているのが強みだと思います。そして、社員もそれに食らいついていこうという前向きな姿勢を持ったメンバーが集まっています。

リモートワークに関しても、そもそも瓜田さん自身が当初は沖縄からコミットするなど、もともとそうした働き方を許容する土壌はあった。だからこそ、すぐに導入できたのでしょうか?

そう思います。30代~40代が中心の会社ですので、もともと子育て世帯が多く、そういった人が働きやすい環境を作ることを常に考えていました。それに加えて今回リモート環境を急ピッチで整備したことで、本当にどこでも支障なく仕事ができるようになりましたね。なかには家族と一緒に北海道に移住した人もいますよ。

チームのみなさんとは、どのようにコミュニケーションをとっていますか?

基本的にはSlackでのやりとりです。あとは、ビデオ会議ツールを使って朝礼やミーティングを行っています。エンジニアチームはAround(ビデオ会議ツール)を勤務中はつなぎっぱなしにして、気軽に雑談ができるようにもしています。各自が自分に最適な作業環境を構築していて、今ではオフィスで隣の席で作業しているのと変わらない感覚でコミュニケーションできていると思いますね。

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誰もが「自分に合った金融商品を自分で決められる」場を作りたい

現在、どんな人が働いていますか?

本当に素晴らしいメンバーが集まっていると思います。特にエンジニアチームに関しては塚田をはじめ、ドリームチームと呼べるようなすごい人材ばかり。エンジニアの部隊ができて3年経ちましたが、どんなアイデアでも具現化でき、さらに規模が大きくなったことで、同時進行で多くのプロジェクトを進められる状態になっています。あとは、創業期からいる営業メンバーはキャラクターの濃い、面白い人ばかりですね。

具体的にどんなところが「面白い」と感じますか?

簡単に言うと、「創意工夫ができる」ところですかね。言われたことをただやるのではなくて、自分なりの手順や解釈を加えて化学反応を起こす。それが自然と染みついている人が多い気がします。だから、意見交換や議論も活発に行われていますし、そのなかから色んなアイデアが生まれる環境になっているんじゃないかと感じますね。

では、瓜田さんがこれから一緒に働きたいのは、どんな人でしょうか?

幅広い分野に興味を持って、未知の業務にもチャレンジしていける人ですね。例えば、これまでの会社では「器用貧乏」と言われてきたような人。それってモニクルフィナンシャルでは全くネガティブなことではなく、むしろオールラウンダーとして活躍できる可能性を秘めた人材だと思います。うちはカバーするべき領域が幅広いですし、自分次第で任せてもらえる仕事の裁量もどんどん広がっていきますから。

最後に今後の会社の展望と、瓜田さん自身がここで叶えたいことを教えていただけますか?

これは個人的な展望というか、相当な時間がかかると思うのですが……。

なんでしょうか?

全ての人が等しく正しい金融知識に触れられ、「自分に合った金融商品を自分で決められる」ようになる場を作りたいと思っています。

今は資産運用や資産形成に対して、それぞれの立場の専門家がそれぞれの理論で、「この方法が正しい」「あれはダメ」と手段について論じています。お金の知識がない人はそれを聞いて、「あの人が言っているから」と手段ばかりに翻弄されて、右往左往してしまう。私自身も、この会社に参画するまではその一人でした。

本来、資産運用を考えるにあたって最も大事なのは手段ではなく「目的」です。目的は一人ひとり異なります。

その目的によって、とるべき手段は変わってくると。

その通りです。ですから、弊社の「マネイロ」では、そのお客さまの目的を正しく認識してもらうところから始めています。そして、目的に沿って適切な金融商品を提案するサービスを、対人で行っています。

ただ、こうした場所があっても、「お金について他人に相談する」ということ自体にハードルを感じ、二の足を踏んでしまう方も多くいらっしゃると思います。そこで、そういった方にも気軽にアクションを起こしていただけるような環境を整えていきたいです。例えば、統計学やAIを駆使したさまざまな診断ツールを公開し、自分の目的を正しく把握した上で、学ぶべき知識、とるべき手段が分かるようにする。そして、最終的には自分の意志で迷わず資産運用、資産形成に取り組んでいただける。そんなサービスを作っていきたいです。

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