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モニクルフィナンシャルは「金融の力で、安心を届ける。」唯一無二の存在を目指す

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株式会社モニクルフィナンシャルは、「金融の力で、安心を届ける。」をミッションとし、はたらく世代の資産形成のサポートや幅広い世代向けに資産運用アドバイスを行っています。中でもお金の診断・相談サービス「マネイロ」は、学び、診断、相談まで一気通貫した資産運用プラットフォームで、15万人以上にサービスを提供しています。(学び・診断・相談サービスの累計利用者数/2024年5月時点)

今回は、モニクルフィナンシャルの代表取締役CEOである原田慎司に、モニクルフィナンシャルがこれまで歩んできた軌跡と、これからの展望について話を聞きました。

※2024年2月6日付で、株式会社OneMile Partnersは株式会社モニクルフィナンシャルに変更いたしました。また、2024年9月4日付で、株式会社ナビゲータープラットフォームは株式会社モニクルリサーチに社名変更いたしました。

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株式会社モニクルフィナンシャル
代表取締役CEO

原田 慎司 Shinji Harada

山口県出身。一橋大学卒業後、大和総研、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ドイツ証券およびシティグループ証券で証券アナリストおよびM&Aバンカーとして勤務。2013年3月、株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)を共同設立し代表取締役に就任(現在は取締役)。2018年11月に株式会社OneMile Partners(現:株式会社モニクルフィナンシャル)を共同設立し、2020年1月より代表取締役CEOに就任。2021年10月、ナビゲータープラットフォームとOneMile Partnersの親会社として、株式会社モニクルを設立(代表取締役CEO)。

モニクルフィナンシャルのスタートまでの経緯

本日はよろしくお願いいたします。最初に、原田さんの経歴について、教えていただきたいのですが、なぜ最初のキャリアに証券アナリストという仕事を選ばれたのでしょうか?

高校時代、「同じ会社の価値がなぜこんなにも毎日変化するのか」と、株式投資に興味を抱きはじめ、新聞の株価欄をチェックするようになりました。親に「株を買ってみたい」と言いましたが、当然ながら許してもらえず(笑)。大学生のときに初めて自分で株を購入しました。ひたすら分析して、何十パターンもの予測を重ねることで、リスクを回避し資産を増やすことができれば…。目の前の可能性が無限に広がったような気がして、「これを仕事にしたい」と思い、証券アナリストという職業を選びました。

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それから複数の証券会社で証券アナリストとM&Aバンカーのキャリアを積まれ、34歳で株式会社ナビゲータープラットフォームを起業されました。起業をしようと思ったのはいつ頃からだったのでしょうか?

小さな頃から漠然と起業したい気持ちがあり、その思いは会社員として働いている時もずっと抱き続けていました。「そろそろ起業したいな」と思っていた頃に、ナビゲータープラットフォームの共同創業者である泉田のことを思い出したんです。

泉田は、私が証券会社でテクノロジー系企業の調査責任者を務めていた頃に、投資信託運用会社で同じくテクノロジー系企業のアナリストを務めていました。私は分析した銘柄情報を提供し、泉田はそれをもとに投資を検討していたので、私にとって泉田は「お客さま」だったんです。そういった背景もあり泉田とはよく話す間柄でしたが、当時から「お客さま」としてだけではなく、ビジネスに対する考え方などが合うなと思っていました。泉田に連絡すると、「実は仕事を辞めて今大学院に通っていて、卒業したらビジネスをやりたいと思っている」と言われ、一緒に起業することになりました。

それからメディア事業をスタートされましたが、それはなぜだったのでしょうか?

事業として「メディア」を選んだ理由としては、「情報の格差」を解消したいという思いがありました。個人投資家と機関投資家の間には情報格差があり、個人投資家が得られる情報は非常に限られています。私たちは両方の立場での投資経験があり、その情報格差を目の当たりにしてきました。そうした経験を生かして、最初に個人投資家向けメディア『Longine(ロンジン)』(2020年にサービス終了)を立ち上げました。

その後、投資初心者向けメディア『株1(カブワン)』や金融経済メディア『投信1(トウシンワン)』を立ち上げ、2018年夏には『投信1』をくらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』へ名称変更しました。『LIMO』は現在、月間ユニークユーザー数で1200万人を突破し、引き続き「情報の格差」を解消するという目的に向けて、発信を続けています。

資産運用アドバイスのニーズを感じモニクルフィナンシャルをスタート

ここからは、モニクルフィナンシャルを起業した経緯についてお聞かせください。

モニクルフィナンシャルは、もともとユーザーの声から生まれました。ナビゲータープラットフォームで最初に立ち上げた『Longine』では、2018年に共同創業者である泉田が読者向けに「泉田塾」と題して、リアルで勉強会を開催していました。

勉強会では、参加者の方から「資産運用に関してのアドバイスをしてほしい」という声が多数寄せられました。私たちは、資産運用に必要な情報はメディアを通じて日々発信していたつもりだったので、「自分たちの伝えたいことが読者に届いていないんだ」と大きなショックを受けました。泉田とともに、強く打ちひしがれたことを今でも覚えています。

その時に、一人ひとりに応じた資産運用アドバイスのニーズがあるとともに、日本の資産運用層を拡大するためにはそうしたサービスが必要であると強く感じました。ナビゲータープラットフォームを起業してから5年たった2018年の話です。

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それからどのように起業し、サービスを始められたのでしょうか?

当時、日本でも海外と同じように中立の立場で個人向けに投資に関するアドバイスをする存在が必要だと言われはじめていました。その中で、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)も注目されつつあったんです。泉田と相談を協議を重ねて、金融商品仲介業として資産運用アドバイスのサービスを展開しようと決めました。

しかし、ここからの道のりは、想像の域を遥かに超えて大変なものでした。モニクルフィナンシャルの前身である株式会社OneMile Partners(以下ワンマイルパートナーズ)を設立したのが2018年11月なのですが、金融商品仲介業として登録できたのは、1年後の2019年11月でした。いわゆる「業登録」に1年もかかってしまったわけです。会社を設立して1年間も有価証券の営業ができなかったのはつらかったですね。

一方、生命保険に関しては、保険代理店や保険募集人としての登録は比較的速やかにできました。したがって、会社を設立して1年間は、生命保険の提案を中心に行っていました。この1年間は苦労しましたが、今振り返ってみるとすごくいい時間だったなと思っています。なぜかというと、この時間を使って、保険について徹底的に分析をし、いわゆる”良い保険”と”そうでない保険”の見極めができるようになったからです。この期間に、保険の運用性と機能性について他の金融商品と比較ができたことが、現在の私たちの強みになっています。

新型コロナウイルスの感染拡大をどう乗り越えたか

それから、ようやくサービスを始められたということですね。

2019年11月に東京・丸の内に来店型の店舗をオープンし、「さあ、これからお客様への提案を頑張るぞ!」と思っていたのも束の間、2020年を迎えると、ご存じの通り、すぐに新型のウイルスの話が持ち上がりました。こうなると、店舗でお客様を前にして面談をしながら資産運用のご提案すること自体が難しくなりました。

当時、ネット広告を使ったご相談の申込み導線はあったものの、主にはリアル会場でお客様の集客を行っていました。お客様にマネーセミナーへ参加していただき、資産運用を始めるために必要な知識のインプットを十分にしていただいた上で、店舗でのご相談をお申込みいただくという流れでした。

ただ、新型コロナウイルスの感染が拡大するにしたがって、「お客様にご迷惑はおかけできない」と判断し、対面のセミナー開催や店舗での面談自体ができなくなりました。その時は、デジタルマーケティング、リアルセミナー、店舗での面談という流れがうまく回りつつあったので、悔しかったですね。

その時にどう乗り越えたのでしょうか。

泉田をはじめとして、事業開発が得意な瓜田とCTOである塚田と、今後についてどうしようかと話し合いました。この時には、私と泉田だけではなく、すでにそれぞれの分野で頼れる強力なメンバーがそろっていたことが幸いしました。

みんな、リアルでのセミナーや営業現場での手ごたえを感じていたので、これまでのやり方を断念せざるを得ない悔しさは、私と同じようにあったと思います。ただ、不思議なことに悲壮感はなかったことを覚えています。人に直接会えなくなった環境では、いままでのやり方にこだわっていても何もはじまらない、だからこそ、マネーセミナーやサービスのオンライン化は必至だと方向性が決まりました。

それまでリアル会場で行っていたマネーセミナーをオンライン化しようということで、泉田が毎晩オンラインツールでセミナーを行うようになり、ファイナンシャルアドバイザーもオンラインで面談を行うようになりました。

スピード感のある決断ですが、当時はオンラインがまだ当たり前ではない状況で、課題も多かったのではないでしょうか。

今のように、お客様もオンラインでのセミナー参加や面談を行うことには慣れていませんでしたので…。ただ、時代というのは常に変化していくものです。当社のファイナンシャルアドバイザーもオンライン面談に慣れるように日々訓練していったこともありますが、お客様もオンラインで資産運用の相談するということ自体にも慣れていかれたように思います。

当社の強みはデータを見ながら日々改善できるところです。泉田も毎日セミナー内容をチューニングしていましたし、エンジニアチームも社内システムを日々改善させていました。2020年6月頃には、集客も上手くいき、オンラインセミナーからオンライン面談の導線が確立され、営業も2019年の頃のような結果が出てくるようになっていました。

コロナ禍以前は、生命保険でも保障性が大きな商品は、直接面談して、ご提案・ご契約していただくというのが通常の流れでした。しかし、コロナ禍に入り、お客様と直接お会いすること自体が難しくなりました。

その際、保険会社と交渉しながら、どのような環境を整えればオンラインで契約までもっていってよいのかなどをすり合わせていきました。そうした努力のもと、許可の下りた保険会社の商品からオンラインでご提案できるようになりました。私たちの取り組みは国内でも最も早かったのではないでしょうか。こうした取り組みを自分たちで「金融サービスDX」と呼ぶようになりました。

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はたらく世代のお金の診断・相談サービス『マネイロ』への思い

その後、リブランディングを行い、金融サービスを『マネイロ』としてスタートさせましたね。

以前は、「マネーセミナー」や「オンライン相談」という一般的な名称でサービスを行ってきました。ただ、当社が提供するサービス全体のブランディングを行いたいという声が社内で強くなり、各サービスを束ねたブランディングを行うことにしました。

2021年12月に「あなたと考えるマネーのいろいろ」というコンセプトのもと、サービス名を『マネイロ』としました。これまですでにオンラインで提供してきた「マネーセミナー」と「オンライン相談」をマネイロのサービスとしてプラットフォーム上で提供していくことになりました。

その後も、2022年3月には「3分投資診断」をリリースし、ユーザーの方は、オンラインセミナーで学び、「3分投資診断」で診断し、オンライン相談でファイナンシャルアドバイザーに相談するということが一気通貫でできるようになりました。

マネイロは、ユーザーの資産運用のリテラシーの水準に関わらず、自分のレベルに合わせて学ぶことができます。また、オンラインセミナーや診断ツール利用後に、何かわからないことがあればファイナンシャルアドバイザーへ相談することができる導線がシームレスに用意されています。ですので、どなたでもご安心いただきながら使っていただけます。

マネイロのサービスの利用者は累計で15万人を超えました(2024年5月時点)。スタートしたばかりのことを思い出すとずいぶんたくさんの方に利用いただいたなと思います。しかし、日本のはたらく世代でお金の問題について課題を抱えている人数はもっと多いです。

2024年1月から新しいNISA(新NISA)がスタートし、みなさんの資産運用に向けられる関心はこれまで以上に大きくなっています。今後も、より多くの方にマネイロを使っていただけるようにサービスを充実させるとともに、使い勝手を良くしていきたいと思っています。

 

モニクルフィナンシャルの展望、未来へ

2024年2月6日には、社名をOneMile Partnersからモニクルフィナンシャルに変更されましたね。どういった理由から、社名変更を行ったのでしょうか。

社名を変更した背景はモニクルグループとしてのブランディングを展開するのにあたり、グループで金融サービスを行う当社を分かりやすくイメージしてもらうためです。2024年6月には、コーポレートサイトも刷新しました。(※コーポレートのお知らせ

モニクルグループはグループビジョンとして「誰もが使える金融サービスプラットフォームを社会に実装する」を掲げています。私たちの金融サービスプラットフォームは、データやAIの活用はもとより、最先端テクノロジーとオンライン上での人によるサービスを組み合わせることで、どんなユーザーでも、安心して、自分にとって最適な意思決定を行える環境となることを目指しています。

その中で、モニクルフィナンシャルは、グループにおけるカンパニーロールとして、「共感」と「解決」をテーマにしています。お客様の想いに共感し、金融のプロの力で課題解決することを進めていきます。

今後は、当グループのビジョンを共有でき、いまだ多くの人が抱える資産運用の課題を本気で解決したいと考えている仲間とともに当社のサービスを広げていきたいと思います。

最後に、今後の展望を教えてください。

おそらく、お金を取り巻く悩みは尽きることがありません。それは、多くの方にとって、お金が必要なものだからです。だからこそ、私たちは、その悩みに対して専門的な金融の知識をもって支援し、解決に導きたいと考えています。

AIが台頭する時代とは言われていますが、私はお客様一人ひとりの”人生”に共感して寄り添い、伴走することは、人だからこそできることだと思っています。どんなにAIが発達したとしても、人でしかできないことは必ず残ります。だからこそ、私たちは、AIではなく”人”だからこそできるサービスを、真摯に提供していきたいと考えています。

そして、私たちの強みである金融と人、テクノロジーとを掛け合わせることで、唯一無二のソリューションを生み出したい、それが私がこれからモニクルフィナンシャルで実現したい未来です。

この先、「金融の力で、安心を届ける。」ことで、「誰もがお金に関する正しい意思決定」ができる社会の実現に寄与していきたいと思います。

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モニクルフィナンシャル採用サイト https://moniclefinancial.co.jp/recruit

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