営業職の転職は厳しい?転職に成功するためのおすすめ業界
現役のセールスパーソンに聞いた、営業職におすすめの転職先とは

営業職として成果を上げ、自信がついてくると、将来のキャリアについてあらためて考えることがあるかもしれません。
営業職は転職に有利だと言われることがありますが、それは本当なのでしょうか?また、営業職は専門スキルがないため、異業種への転職が厳しいと感じる人もいるようですが、実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、さまざまな業種を経験してきた営業担当者の実体験をもとに、営業職の転職事情についてご紹介します。
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営業職は転職しやすい?それとも厳しい?
営業職は、転職しやすい職種なのでしょうか。一般的に、営業職は転職しやすい職種の一つとされています。ここでは、その理由を4つご紹介します。
転職しやすい理由1 目標予算の達成能力
多くの営業職には、いわゆる「ノルマ」と呼ばれる目標予算が設定されています。目標を達成するためには、日々の進捗を管理し、行動計画を立てることが求められ、自己管理や自己分析の能力が重要です。
こうした経験は、他の職種でも高く評価される要素となります。
転職しやすい理由2 ヒアリング力
営業職には、顧客の課題を見つけるためのヒアリング力が求められます。
顧客のニーズを正確に把握することは、どの業界の営業職でも重視されます。
転職しやすい理由3 問題解決力
営業職には、顧客の課題を解決するための提案力が求められます。
最適な解決策を提供するスキルは、どの業界でも通用する重要な能力です。
転職しやすい理由4 コミュニケーション能力の高さ
営業職においては、顧客とのコミュニケーションが極めて重要です。顧客との信頼関係を築き、円滑なコミュニケーションを行うスキルは、他の職種でも重宝されます。
顧客対応を通じて培ったこれらのスキルは、転職の際に大きな強みとなります。
営業職が転職を決意した3つの理由
ここからは複数社で営業職や営業管理職を経験した営業担当社員に聞いた話をもとに、多くの営業職が転職を決意する理由を3つご紹介します。
転職理由1 ノルマがあるため、精神的に負担がかかる
営業職には通常ノルマが課されており、達成できなかったり進捗が遅れると注意を受け、場合によっては未達の原因を追求されることもあります。
売上が伸び悩むと精神的に余裕がなくなり、顧客のニーズを無視して、営業の都合で押し売りをしてしまうこともあるかもしれません。
その結果、顧客ニーズから外れてしまい、営業の難易度が上がり、精神的にも負担が増加します。
転職理由2 顧客開拓が厳しい
企業によっては、営業が一日に何十件、何百件ものテレアポや飛び込み営業を行わなければならないことがあります。
飛び込み営業では断られることも多く、断られ続けると人格を否定されたように感じ、精神的に疲弊してしまう人も少なくありません。
また、常に新しい顧客を獲得し続けなければ成果を上げることが難しく、社内での居場所を失い、環境を変えたくなることもあるでしょう。
転職理由3 将来性を感じられない
社会人になると、さまざまな世代の人々と一緒に仕事をすることになります。そのため、先輩社員のキャリアパスや待遇がはっきりと見える一方で、自身が思い描く将来像と異なることに違和感を覚える人も多いでしょう。
自分の5年後、10年後の姿を先輩社員と重ね合わせて、このまま営業職を続けても理想の将来は訪れないと感じたことが、転職を決意するきっかけになることがあるようです。
営業職の転職におすすめの業界は金融業界
営業職はどの業界にも存在しますが、転職を考える際に特におすすめなのが金融業界です。金融業界をおすすめする理由を3つご紹介します。
金融業界を推奨する理由1 高めの年収が期待できる
どれほど働く意欲があり、高い目標を持っていても、生活が豊かでなければ、長期間働き続けることは難しいでしょう。
金融業界は他の業界と比べて、収入が高い傾向にあります。努力が報われて収入が増えれば、モチベーションも高まり、仕事に対するやりがいも感じられるでしょう。
金融業界を推奨する理由2 金融知識が向上する
営業職では取り扱う商品に関する専門知識が得られますが、金融業界の場合は、金融に関する知識がそれにあたります。
金融知識は個人にとっても非常に重要で、仕事を通じてその知識を得ることは、人生においても大きなメリットだと考えられます。
金融業界での経験は、自分自身の資産運用やお金に関する知識の向上にもつながる点で、大きな利点があると言えるでしょう。
金融業界を推奨する理由3 顧客に制限がない
製造業や卸売業などの業界では、自社の取り扱う商品によって顧客層がある程度限定されます。しかし、金融業界では年齢や性別、業界に関係なく提案することが可能です。
お金は誰にとっても重要なテーマであり、金融業界で働くことの重要性や意義は、今後ますます高まっていくことでしょう。
まとめ
今回は、さまざまな業種で営業職を経験してきた社員にインタビューした内容をもとに、営業職の転職事情についてご紹介しました。
営業職は他の職種と比べて、目標達成への意識や行動力の高さから、一般的に転職しやすい職種だとされています。しかし、専門性を持ちづらい職種だという側面もあります。
営業職の経験を生かしながら専門性を高めたい場合、金融業界を検討するのも一つの選択肢です。
金融業界の営業職への転職は、経験者を対象にした募集が多いですが、未経験でもチャレンジできる求人もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
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