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IFAは「きつい」「つらい」と感じる理由6選
IFA転職で失敗する前に知っておきたいデメリットを紹介

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IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは、金融機関に所属することなく、有価証券や保険もあわせてトータルなサポートができる金融のプロフェッショナル職です。

ノルマがないことや、有価証券と保険を扱えることから、金融機関の営業職経験者が転職先として選ぶことの増えている、人気の職種です。

ですが、IFAとして働き始めて「きつい」「つらい」と感じる人もいるようです。

この記事では、IFAとして働くきつさやつらさについて見ていきましょう。

IFAが気になるあなたへ

所属する金融機関にとらわれず、自由に活躍できるIFAの情報をお届けします。

▶キャリア事例:IFAへ転職した事例を読む

IFAが「きつい」「つらい」と感じる理由【その1】取扱商品が多いゆえに選定が難しい

IFAは多くの商品を取り扱っており、お客様の様々なニーズに応えることができますが、最適な商品を選定するのは容易ではありません。お客様のニーズに合わない商品を提案すると、将来のライフプランに悪影響を与えるため、慎重な判断が求められます。

商品数が多く、選択が難しいものというと、例えば、がん保険があります。がん保険を取り扱う保険会社は現時点で数十社あり、商品数は当然ながらそれを超えます。一時金タイプ、保障期間や特約の有無など、商品の違いを理解し、お客様に最適なプランを提案する必要があります。

膨大な商品の中から最適な選択をしなくてはならず、その労力をきついと感じる人もいるでしょう。

IFAが「きつい」「つらい」と感じる理由【その2】投資や保障以外にもお客様から問い合わせが来る

IFAは、資産運用や保障に限らず「お金のことはなんでも相談できる」と見られることが多いため、多岐にわたる相談に対応する必要があります。

例えば、固定費の見直し(節約)、住宅ローン、教育資金、相続や贈与、中には失業保険の申請方法やふるさと納税についてまでも質問を受けることがあります。

特に住宅ローンや教育資金、相続、贈与などは、解決策として投資や保障の提案が必要な場合も多いため、どのような内容でも質問には対応するほうが良いでしょう。

IFAが保有する資格の制約でお客様のご質問に答えられる範囲は決まっていますが、迅速に対応できることで信頼を築くことができます。そのため、直接関係なさそうな知識でも持っておくに越したことはありません。

IFAが「きつい」「つらい」と感じる理由【その3】収入が安定しない

IFAとして業務委託で働く場合、収入は基本的に歩合制です。

営業成果が直接収入に反映されるため、コンスタントに成果を上げなければ収入が安定しません。特に相場の影響を受けやすい証券取引では、外部要因によって手数料獲得が難しくなることもあります。

IFAとしてスタートしたばかりで顧客が少ない場合、収入を安定させるのは困難です。この不安定な収入が、IFAの仕事を「きつい」と感じさせる一因となります。

IFAが「きつい」「つらい」と感じる理由【その4】休日に顧客対応が必要なケースがある

IFAのお客様は多様なため、曜日による忙しさの偏りが少なく、休日にも対応が必要なことがあります。株式市場の相場変動や保険内容の問い合わせなどで、家族との時間にもお客様から連絡が来ることがあります。

例えば、国内市場だけではなく海外や為替市場を合わせると常にマーケットは開いているので、資本市場の変動による提案やフォローは休日問わず必要な場合もあります。

こうした状況にストレスを感じる人にとって、休日の対応はデメリットといえるでしょう。

IFAが「きつい」「つらい」と感じる理由【その5】知識のアップデートが大変

IFAは、投資から保障まで幅広い商品を取り扱うため、身につけなければならない商品知識が多く大変といわれています。それだけでなく常に最新の知識を身につけておく必要があります。

また金融機関は新しい商品を次々と開発するため、キャッチアップも必要となります。

業務委託型のIFAは、商品勉強会や研修が少なく、自分でこれらの情報を収集する必要があり、時間と労力を多く費やします。

IFAが「きつい」「つらい」と感じる理由【その6】社会的な信用が金融機関に勤めているときより低くなる

IFAとして働くと、金融機関に勤めているときよりも社会的な信用が低くなることがあります。

多くのIFA法人は規模が小さく、知名度も大手証券会社や大手保険会社ほどは高くないことから不安に感じるお客様が少なくありません。

結果、信頼を築くのが難しくなり、営業活動が思い通りにいかないこともしばしばあります。

おわりに

IFAは、金融機関の営業職と比較して自由度の高い傾向にあるため、人気の高い職種です。ですが、自由度が高い分、IFAとして働くことはきつい、つらいと感じる人もいるのではないでしょうか。

今回ご紹介したIFAが「きつい」「つらい」と感じる6つの理由は、IFAとして働く場合は必ず全て当てはまるわけではなく、会社や雇用形態によって異なります。詳しく知りたい場合は、各会社へお問い合わせください。

IFAについて詳しく知りたい場合は関連記事を参考にしてください。

IFAの基本がわかる記事6選

IFAの基礎知識がわかる記事をご紹介します。

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株式会社モニクルフィナンシャル
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三石 由佳 Yuka Mitsuishi

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)。中央大学文学部社会学科卒業後、株式会社サイバーエージェントにて大手金融機関向けデジタルマーケティング戦略の立案及び営業を担当。その後、みずほ銀行にて確定拠出年金に関する講師やフィンテック企業にて広報を担当。現在は株式会社モニクルフィナンシャル・コーポレートブランディング室所属。

モニクルフィナンシャル_泉田良輔

監修
株式会社モニクルフィナンシャル 取締役

泉田 良輔 Ryosuke Izumida

愛媛県出身。慶應義塾大学卒業後、日本生命保険、フィデリティ投信で外国株式や日本株式のポートフォリオマネージャーや証券アナリストとして勤務。2018年11月に株式会社OneMile Partners(現:株式会社モニクルフィナンシャル)を共同設立し、取締役に就任(現任)。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。東京工業大学大学院非常勤講師。著書に「銀行はこれからどうなるのか」「Google vs トヨタ」「機関投資家だけが知っている『予想』のいらない株式投資法」他 

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