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証券営業がIFAとして転職する理由6選
IFAの基本がわかる記事もあわせて紹介

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同じ会社で退職まで働き続ける人は少なくなってきた今、どのような価値観で転職先を選ぶのかが重要です。

証券会社で勤務する営業が選ぶ転職先は異業種も増えてきているといいますが、最近増えてきているのはIFAとして転職する事例です。

IFAは、独立系ファイナンシャルアドバイザーとも呼ばれて、金融機関に所属することがないため、有価証券も保険も取り扱うことができる点が特徴です。

では、証券営業はなぜIFAを次のキャリアとして選ぶのでしょうか。

今回は証券営業がIFAを選ぶ理由についてみていきましょう。

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所属する金融機関にとらわれず、自由に活躍できるIFAの情報をお届けします。

▶キャリア事例:IFAへ転職した事例を読む

証券営業からIFAとして転職する理由6選

ここからは、証券会社で勤務する人が、転職先としてなぜIFAを選択するのか、その主な転職理由を6つご紹介します。

IFAへの転職理由【その1】長期的にお客様をサポートができる

証券営業では2〜3年で転勤があるケースがほとんどです。そのタイミングをほとんどは自分で選択することはできず、突然異動が命じられます。

開拓に時間を費やし、ようやく契約いただいた直後に異動が命じられることがあります。残念なことに、深い信頼関係を構築できているお客様がいても、異動が命じられることもあるのです。

証券営業として「〇〇様のサポートをこれからも続けたかった」と一度は感じたこともあるのではないでしょうか。

IFAは、基本的に転勤がありません。そのため、お客様を生涯にわたってサポートし続けることが可能です。お客様のライフステージの変化に伴い、常に「お金」に関する課題や悩みに向き合い、タイミングよく提案ができる、という点では魅力に感じるのでしょう。

IFAへの転職理由【その2】商品ノルマに縛られないお客様本位の提案が出来る

証券営業には様々なノルマがあります。売上目標だけではなく、会社が指定した商品の販売金額のノルマもあります。達成できなければ昇進や昇級に影響がでたり、上司に叱責されることもあります。

そのことから、お客様ニーズよりも販売ノルマ達成を優先してしまう人もいるのではないでしょうか。

一方で、多くのIFAは数多くの金融商品の中から顧客ニーズに沿うものを選定し、案内することが使命です。

お客様のニーズに合わせて提案する、顧客本位の姿勢で働き続けたいという想いから、IFAに関心を持つ人が増えています。

IFAへの転職理由【その3】取扱い商品が増える

証券営業をする中で、証券会社の事情により、「他社取扱いの投資信託のほうが運用実績が良い」、「債券のラインナップが他社より少ない」といったような取扱商品の品ぞろえの差で苦労した経験もあるのではないでしょうか。

IFAは幅広く運用商品を取り扱うことができます。また、保険だけでも数十社の各保険商品の取り扱いがある会社もあり、有価証券と保険を合わせるとその数は数千種類以上を越えます。

お客様に適した、IFAとして自信が持てる金融商品を提供したいと考える証券営業にとっては魅力的です。

IFAへの転職理由【その4】投資と保障の両方サポートができる

資産運用以外にも様々な「お金」の相談があります。

たとえば、今ある資産を次世代につないでいく「相続」や家族のために資産を残す「万が一の対策」など多岐に渡ります。

相続や保険に関して専門的な部署を設けている証券会社が増えていますが、すべて1人で担当することは難しいでしょう。信頼してくれている目の前のお客様が抱える課題を解決したい、貢献したいと思うのは必然です。

自分で資産運用から保障まで幅広く、より専門的に「お金のプロ」としてサポートしたい人にとってIFAは活躍できる場かもしれません。

IFAへの転職理由【その5】自分の裁量で仕事ができる

証券営業では午前中に株式市場が開く前に朝会があったり、午前は株式注文の受発注、午後から投資信託の提案を行ったりと「時間の使い方」が決められていることが多いです。

また、新規開拓の際は担当エリアやお客様リストが振り分けられ、「行き先」も制限されます。これまでにも見てきたように、その他の販売ノルマもあります。

時間の使い方、行き先、販売商品が大方決められているため、迷わず実践しやすい反面、窮屈に感じる場合もあるでしょう。

IFAは業務委託の雇用形態をとっている場合もあり、業務委託の場合はすべて自分で行動計画を立て実行していきます。

時間や場所、商品も相手に合わせより自由度が高く活動できます。「自由さ」を求めIFAと活躍の場を変える人が多い傾向にあります。

IFAへの転職理由【その6】インセンティブや歩合による収入拡大を見込むことができる

証券業界には良くも悪くも年功序列の文化が残っています。

そのため一般的に先輩社員や上司のほうより収入が高い傾向があります。中には「自分のほうが成績良いのに」と不満に思う人もいるかもしれません。

一方、IFA業界では年功序列の文化は少なく、20代で証券会社からIFAへと転職する人が増えています。

またIFAによっては給与形態が完全歩合制(フルコミッション)のところも多く、自身の売上に応じて報酬やインセンティブが増減します。自身の働きに対する報酬に不満がある人にとって、IFAの歩合制度は魅力に映るようです。

おわりに

証券会社の営業職からの転職先として、IFAを選択する人の転職理由について見ていきました。

証券会社では、お客様から資産運用を任される責任感があり、非常にやりがいを感じる人も多いですが、新規顧客開拓や営業ノルマ、顧客層などを理由に転職を検討するのでしょう。

 

その中でもIFAを選択する人が増えている理由としては、これまでの経験をいかしつつ、金融のプロフェッショナルとしてスキルアップできる点が評価されているのかもしれません。

IFAについてまとめている記事もありますので参考にしてください。

IFAの基本がわかる記事6選

IFAの基礎知識がわかる記事をご紹介します。

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株式会社モニクルフィナンシャル
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三石 由佳 Yuka Mitsuishi

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)。中央大学文学部社会学科卒業後、株式会社サイバーエージェントにて大手金融機関向けデジタルマーケティング戦略の立案及び営業を担当。その後、みずほ銀行にて確定拠出年金に関する講師やフィンテック企業にて広報を担当。現在は株式会社モニクルフィナンシャル・コーポレートブランディング室所属。

モニクルフィナンシャル_泉田良輔

監修
株式会社モニクルフィナンシャル 取締役

泉田 良輔 Ryosuke Izumida

愛媛県出身。慶應義塾大学卒業後、日本生命保険、フィデリティ投信で外国株式や日本株式のポートフォリオマネージャーや証券アナリストとして勤務。2018年11月に株式会社OneMile Partners(現:株式会社モニクルフィナンシャル)を共同設立し、取締役に就任(現任)。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。東京工業大学大学院非常勤講師。著書に「銀行はこれからどうなるのか」「Google vs トヨタ」「機関投資家だけが知っている『予想』のいらない株式投資法」他 

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